信綱祭は、鈴鹿市石薬師町出身の歌人で国文学者の
佐佐木信綱について広く知ってもらうため、
佐佐木信綱顕彰会が毎年開催しています。
およそ50人が訪れました。
講演したのは、
顕彰会の常任理事を務める西村欣也さんです。
歌会などで信綱と親交のあった
石川啄木の生涯について解説しました。
また、副会長の坂倉賢芳さんは、
信綱の父で歌人の佐々木弘綱の功績や
人柄について講演しました。
講演会の後には、
今年9月に鈴鹿市石薬師町の浄福寺に設置された
案内看板の説明会が開かれました。
明治維新の頃、佐佐木陽綱が
浄福寺の隣に設けた屋敷跡を紹介するものです。
陽綱は、信綱の伯父にあたり、
医師の傍ら、短歌や茶道を嗜んでいました。
明治天皇が石薬師宿に立ち寄った際に
付き従った政治家、木戸孝允が
休憩を取ったことなどが記されています。
案内看板を設置した
顕彰会の佐々木家研究部会では、
数年前から木戸孝允の日記や古文書などを
調査してきたそうで
「信綱に限らず、佐佐木家の貴重な歴史を
多くの人に知ってもらい、
郷土に誇りを持つきっかけになれば」
ということでした。