きのう11日、
いなべ市大安町丹生川の鴨神社に氏子が集まり、大松明を作りました。
鴨神社では、17日に、「屋奉松明神事」が行われます。
人々の安全と豊作を願う3年に一度の祭りで
いなべ市の無形民俗文化財に指定されています。
境内に設けられた土俵の上で、
2基の大松明が、相手の松明の上を越えようと競いあう様子や、
火を点けた大松明が鳥居を焦がす様子を
一目みたいと多くの人が訪れるそうです。
松明づくりは、
丹生川上・上北・中村・久下の4地区が二手に分かれ作業にあたりました。
材料は、菜種殻や常緑樹の枝葉、竹、藤蔓などです。
声を掛け合ったり経験豊かな指導員役に相談しながら進めていました。
また、地域の人が作業の様子を見学する姿もありました。
菜種殻は、1基につき400㎏を使います。
火を点けた時に、菜種殻が燃えすぎないよう枝葉で包んだら、
簾状に編んだ竹を巻きつけます。
大松明づくりと並行して屋奉も作りました。
菜種殻につるを括り付けた1メートルほどの松明です。
場内の邪気を払うという意味があり、
祭りの始まりに、両端に火をつけて振り回す「屋奉ふり」が行われます。
昔は、各家庭で菜種を作っていて
それぞれの家が奉納したことが「屋奉」の由来とされています。
大松明づくりは、いよいよ佳境です。
松明が崩れないよう、150カ所以上、つるで結んで固定したら、
3箇所に胴回しをつけます。
差し込んだ稲わらの形にまで気を配るなど、
最後まで気を抜かず協力しあっていました。