「第30回木村哲美 線・彩画展 花の記憶・抽象のかたち」には、
市内在住の画家、木村哲美さんが花を題材に制作した作品、
およそ80点が展示されています。
木村さんは、定年退職後に絵画を始め
現在は筆ペン・万年筆・ボールペンで線を描き
その上から水彩絵の具で色付けする独自の画法で作品を制作しています。
写実的な絵よりも、自分の中で解釈し構築した絵を描くのが好きだという木村さん。
花の姿をそのまま描いたものもありますが、
一見、花には見えないほど大胆にデフォルメして
自由に描いた、抽象的なものが多く並びます。
0.28㎜の細いボールペンで
繊細で柔らかな花びらや葉脈を描きつつ、
筆ペンで太く勢いのある線を描き、強い生命力を表現しました。
また、明るい絵に仕上げようと、
赤や黄色など、暖かみのある色をできるだけ多く使い、
混ぜずにチューブから出した色をそのままのせています。
木村さんは
「花の持つ明るさと優しさを表現する絵に仕上げたので、
線の強さと色の明るさに注目して見てもらいたい」と話していました。
展示は、11月15日 日曜日まで開催されています。