四日市市で最も激しい祭りと言われる、
富田一色町のけんか祭り。
鎌倉時代、
怨霊退散の大念仏として始まったと言われ、
現在では、お盆に先祖の霊を供養し、
大漁祈願や無病息災を祈る祭りとして
受け継がれています。
15日には、飛鳥神社前の広小路通りで
白装束を身にまとった男たちが
激しくぶつかり合う、本練りが行われました。
富田一色町にある19の町を
北部、中部、南部の3組に分け、
3回行われる本練りは、
鉦を鳴らし、神社に入ろうとする町と
太鼓を叩き、それを阻止しようとする他の町の男たちが
激しくぶつかり合うのが特徴です。
今年は港町、新町、布袋町が鉦を担当しました。
男たちの勇ましい掛け声と、
詰め掛けた人たちの歓声で、
会場は熱気に包まれます。
時折、助走をつけてぶつかり合うなど、
迫力あるせめぎ合いが続き、
見事、鉦が境内に入ると、
会場から大きな拍手がおくられていました。
富田一色連合自治会 会長の宮田広和さんは
「大きなけがや悪天候もなく開催できてよかった。
今後も、祭りが好きな人や
地域の子どもたちに向けて積極的にPRし、
今の形のまま継続させていきたい」
と話していました。