菰野町と菰野町よもやま歴史サークルが
「シベリア抑留体験者が語る最後の証言」を
開きました。
登壇したのは3人です。
菰野町在住の森豊さんは、
バイカル湖ほとりの都市、チタの炭鉱で労働した
父について語りました。
死と隣りあわせだったことや、
「平和のため、人も国も話し合うことが大切」という思いを、
よく話していたということです。
稲垣貞治さんは、松阪市出身の96歳です。
見習い工として従軍した稲垣さんは、
15歳の時に抑留され
イズベストコーワヤの収容所で2年を過ごしました。
鯖缶の空き缶を食器にわずかな食料しかもらえず、
冬にはマイナス60度にもなる環境で
収容所で使う水をくんだり、
鉄道工事に使う枕木を運んだりしたそうです。
最後に登壇したのは、
鈴鹿市に住む野原國雄さん、100歳です。
シベリアの収容所で鉄道の工事や木の伐採などの
労働を強いられました。
野原さんは、今、世界中が
自国第一主義に向かっていると感じているそうです。
「今の人たちには平和な世をつくっていってほしい」
と話していました。