今日14日の午前7時頃、
富田一色町の住民が大きな鉦を持って、飛鳥神社に集まりました。
宮司のお祓いを受け、鉦を清めたら、町内に繰り出します。
富田一色町に伝わる念仏行事、けんかまつりの始まりです。
始まりは鎌倉時代で、
当時、富田一色周辺を苦しめていた怨霊を鎮めるために
僧侶が鉦を叩きながら町内を練り歩いたことだとされています。
毎年8月14日と15日の2日間で実施され、1日目は町練りです。
19町のうち、その年の宮守に選ばれた町の人々が
鉦を鳴らして練り歩きます。
今年は港町・新町・布袋町の3つです。
大きな鉦の音とともに聞こえてくる「アーソウレイ」という掛け声は、
鎌倉時代の念仏供養の際に唱えていた「ああ精霊」という掛け声が変化したものです。
宮守達は鉦の音と掛け声を響かせながら、
時には広い通路で激しく回ったり、住宅の中に鉦を入れたりして、
1日かけて富田一色全ての地区を回りました。