久留倍官衙遺跡は、四日市市で唯一の国指定の史跡です。
北勢バイパスの建設を機に実施した発掘調査では、奈良時代の朝明郡の役所跡が見つかっています。
5日、あさけプラザで
指定20周年を記念したシンポジウムが開かれ、およそ300人が参加しました。
事例報告では、
くるべ古代歴史館の学芸員、大原涼子さんが
地域の小学生に向けた郷土学習や、遺跡の保全活動について紹介しました。
久留倍官衙遺跡と同じく国指定の史跡である「斎宮跡」。
明和町職員の乾哲也さんは、
斎宮跡の保存や観光資源としての活用事例について話しました。
また、パネルディスカッションでは、
四日市市大矢知地区連合自治会長の中村雄一さんや、文化庁の職員などが登壇し、
久留倍官衙遺跡のこれからについて話しました。
住民が親しみを持てる取り組みを進めることで、
地域の財産として次世代へ継承していくことが大切だと話し合われました。
参加した人は、
「地元にある史跡なのに歴史的な背景をあまり知らなかったので、
とても勉強になった」と話していました。