10日と11日の二日間、
鈴鹿市無形民俗文化財に指定されている
長太鯨船行事が開催されました。
10日朝、飯野神社には、長太鯨船保存会会員と
長太小学校の児童ら、およそ70人が集まりました。
長太鯨船行事は、豊漁を祈るとともに、
地域の発展などを願い、
明治時代初期に始まったといわれています。
人手不足などの理由から一度途絶えていましたが、
1991年、住民の有志で保存会を結成し、
復活させました。
長太鯨船行事の特徴のひとつは、
鯨を仕留めた喜びを
船首を持ち上げて表現するところです。
神社での奉納の後、一行は2日間で、
町内およそ60か所を回りました。
踊り子や太鼓などは、
小学4年生から6年生の有志が担っています。
今年は、踊り子5人、太鼓5人、
歌い手5人、鯨7人が大役を務めました。
踊り子を務めたひとりは、
「最初は緊張したけれど楽しかった。
腕が下がらないように気を付けて踊った。」と
話していました。
保存会では、およそ20年前から、
長太小学校の課外授業で鯨船行事を教えています。
今年度から、鈴鹿市教育員会でも
市内の偉人や伝統を学ぶ郷土教育を推進していて、
各学校で地域への愛着や誇り、
社会参加へつなげることを狙いとしています。