四日市市の磯津に伝わる伝統の鯨船祭りが
19日と20日に行われ、大きな船が町内を威勢よく練り歩きました。
磯津の鯨船行事は、豊漁を願って大正時代から始まったとされ、
現在は市の無形民俗文化財に指定されています。
高齢化や人手不足のため、2001年を最後に一度途絶えていましたが、
地域住民の有志による保存会が船の修繕を進め、
2022年に21年ぶりの復活を果たしました。
「大正丸」という名の船には、
金の龍の模様やシャチホコが飾られており、華やかな姿が特徴です。
一番の見どころは、荒波をイメージして大きく船を揺らすダイナミックな動きで、
地域の人々の情熱が込められています。
激しく揺れる船の上では、
塩浜小学校の5年生生3人が踊り子として力強い踊りを披露し、
最後は鯨を見事に仕留めていました。
保存会は、この伝統を次の世代へ残していくため、
今後も活動を続けていきたいとしています。