23日、中納屋町大入道保存会が大入道の状態確認と故障箇所の修理を行いました。
これまで使用していた昭和12年製の首は、
大阪・関西万博の出演後に不具合が見つかり修理に出すことに。
代わりに、8月2日の大四日市まつりでは、明治2年に製作された初代の首を使用しました。
調整を重ねたものの 当日に一部が故障し、万全な状態での演技が出来ませんでした。
故障したのは、大きく3ヵ所でその一つが、舌を出す仕掛けです。
頭の中にある舌を操作するための紐が切れてしまったことが原因でした。
頭を取り外し、紐を付け替えました。
また、明治製の首には2ヵ所の故障が見つかりました。
首の下の辺りに、対になって取り付けられている「傘栓」。
首を伸ばした時に固定したりするためのものですが
「傘栓」につながる紐の長さが異なっていたため、上手く機能しなかったそうです。
また、首をまっすぐに固定するための「花栓」はつながっている紐が切れていました。
これらには全て、三味線の糸が使われています。
この日は、既存の物と同じ太さの糸がなかったことから次回に持ち越しとなりました。
このほか、木が割れている箇所など経年劣化が見つかり
接着剤や紐を使って補強しました。
10月頭に開催される秋の四日市祭で
通常の演技が披露できるよう修理を進めていくということです。