石薬師寺では毎年、先祖の霊を送る盆の最終日8月16日に合わせて
本堂で六道図絵を特別展示しています。
目を見開き怖い顔をした閻魔大王を中央に描いた六道図絵は、
江戸時代に地元の信者が奉納したものです。
もともとは縦2.5メートル、横3メートルの一枚の絵でしたが、
1984年に修復し、3幅の掛け軸にしたということです。
三途の川を渡った人が鬼から生前の行いを調べられる様子や
地獄に落とされた人が、針の山や釜茹でなどの責め苦を受ける様子が描かれています。
また、地獄の恐ろしさだけでなく
賽の河原で早くして亡くなった子ども達を地蔵菩薩が極楽へ導く場面も描かれています。
石薬師寺では、参拝者に対して絵の解説も行っていて
住職の福田寛紹さんは、
「普段の行いを見直し戒めるきっかけにしてもらえれば」と話していました。
この六道図絵は、8月16日日曜日まで毎日公開されています。