7日、京都産業大学が藤原岳山頂付近で、二ホンジカと植生の学術調査を行いました。
調査に関わったのは学生やいなべ市の職員などおよそ20人です。
太平洋セメント株式会社の協力のもと、鉱山内の道を車で上がり、山頂を目指しました。
いなべ市と滋賀県にまたがる藤原岳は標高1144メートルで、
石灰岩地帯特有の希少な植物などが生息しています。
しかし近年、二ホンジカの個体数増加による食害が確認されています。
草木や植物の実を食べつくすことで植生が劣化しているということです。
調査は実態を把握することが目的です。
支柱やネットを使った4メートル四方の柵を設置しました。
二ホンジカの侵入を防ぐもので
柵の中と外、それぞれの環境の変化などを観察します。
調査を通して
・一度失われてしまった植物などが元に戻るまでの時間
・種子がまだ残っているのか
・特に鹿の被害から守るべき場所などを
明らかにしていきたいとしています。
調査は来年の11月ごろまで継続されます。