22日、白子小学校の体育館で行われた「すずか避難所デザイン・ラボ」は
鈴鹿青年会議所のまちラボ委員会が企画したもので、
地域住民や青年会議所のメンバーなどが参加しました。
大規模災害が発生した直後の避難所では、
地域住民同士が助け合う「共助」が重要ですが、
普段の生活では、住民同士が協力する機会が限られているという現状があるそうです。
もしもの時のために、地域のつながりを強めようと
今回のイベントでは、従来の防災訓練とは異なる体験型の内容が取り入れられました。
テーマは「アートとデザインで冷たい避難所を温かい居場所に変える」です。
避難所において、段ボールによって仕切られた空間は、
安心できるプライベートな空間である一方、そのままでは少し無機質で冷たく見えてしまいます。
そこで、余った段ボールをキャンバスに見立て、
オイルパステルやペンを使って自由に絵を描き、避難所を彩りました。
ペットが連れ込めることや、
高齢者向けのスペースであることを示したピクトグラムも描かれ、
日本語の分からない外国人が安心して過ごせるような工夫も施されました。
参加者同士で協力して取り組み、避難所が明るく温かい空間へデザインされました。
まちラボ委員会の村田剛志さんは
「単に絵を描くだけでも、視覚的に過ごしやすくなった。
こうした少しの工夫で、復興へ前向きな気持ちを持つことができるのでは」と話していました。