松明を焚きながら
大鉦や直径およそ2メートルの大太鼓を賑やかに打ち鳴らし、
五穀豊穣や無病息災を願います。
四日市市にある吉田神社の祭礼、「八王子町 虫送り祭」です。
明治時代頃から続く伝統行事で、
八王子町文化保存会が、青年団や子供会と連携して継承しています。
叩きだしの後、2本の松明を先頭に、町を練りました。
山車の上では、子ども達が祭り囃子を演奏します。
鉦と太鼓を打ち鳴らしたり、
太鼓を担ぎ上げて激しく練ったりするなど活気に包まれました。
住民によると、
虫送り祭を楽しみに帰省する人もいるそうで、
「賑やかな音を聞くと、
本格的な夏が来たという気持ちになる」と話していました。
吉田神社によると、昔は、
道中に沢山の松明やかがり火を飾っていたそうです。
近年は電球を設置し、安全に配慮しているということでした。
午後8時半、吉田神社に到着すると
一番の盛り上がりをみせました。
担いだ大太鼓を回転させながら叩く「乱舞」です。
八王子町文化保存会では、
「住民がつながり、絆を深める場になっている行事を、
大切に次の世代につないでいきたい」ということです。