菰野町川北区が主催する川北観音堂の花まつりは、
観音堂が区の所有となった2012年度から、新暦の5月8日に合わせて開かれています。
長年、観音堂の世話をしている加藤和則さんによる講話がありました。
加藤さんは、観音堂の歴史や、
戦国時代から安置されていると伝わる十一面千手観世音菩薩像について話しました。
訪れた人は、講話を聞いた後、
菩薩像をお参りすると、花御堂に置かれた釈迦の像に、甘茶をかけていました。
加藤さんによると、
昔から「甘茶をつけた手で赤ちゃんの頭をなでると元気に育つ」、
「甘茶で墨をすって習字を練習すると上達する」という言い伝えがあるそうです。
川北区では、花まつりが、住民の絆を深める場になっています。
甘茶の振る舞いや、お菓子の配布など、世間話をしながら関係を育んでいました。