【大四日市まつり】大入道に聞いた『ウラ話』

大四日市まつり2日目、
8月2日の「郷土の文化財と伝統芸能の日」に出演する『大入道』。
子どもから大人まで幅広い年代に人気のからくり山車です。

江戸時代後期に名古屋の人形師によって制作されたといわれ、
首を伸ばすと全高9メートルにもなり、日本一大きなからくり人形として知られています。

現在は、子どもの頃中納屋町に住んでいた人や今も住んでいる人など
昔から大入道に関わってきた人たちで構成する
『中納屋町大入道保存会』の手によって守られています。

7月19日は、大四日市まつりに向けて山車の装飾の取り付けや組み立てが行われました。


【ウラ話①】地域の歴史を学ぶ 学生の助っ人たち

重量があるため組み立ても一苦労…
人手不足もあり、中納屋町大入道保存会の手だけでは困難です。

例年、手伝いに来ているのが「四日市大学」の学生たち。

総合政策学部の学生25人ほどが運び出しなどに協力しました。
この取り組みは、学生が地域のまつりについて学び
保存会の方々と交流する機会にもなっています。

今年は、サッカー部や野球部が多く 力のある学生が揃ったとのこと。
準備だけでなく、まつり当日も 出発から帰りまで山車を曳いたりして
参加するということです。

以前、桑名市に住んでいて
子供の頃に大入道を見たことがあるという学生は、
『今は愛知県にいるが、久々に大入道をみて懐かしい気持ちになった』と話していました。


【ウラ話②】よく見ると面白さが増す大入道の装飾

演技中は、迫力ある大入道の動きや表情に目がいきますが…
山車の装飾も見所です。

山車の台座側面に描かれたイラスト。
猿、兎、蛙、鬼や狸のほか…郵便ポストや木魚をモチーフにしたものなど
『妖怪』たちが描かれているんです。

山車には縁起の良いものが飾られることが多いなかで
このような内容の装飾が施されているというのは珍しいですよね。

そして山車の四つの角に着けられている黒い装飾は…
『コウモリ』です。
コウモリはあの世とこの世を行き来する生き物としても知られています。

大入道が妖怪ということもあり
妖怪を思わせる彫刻が山車にも施されているそうです。

大四日市まつり、三滝通り交差点会場の大入道の演技では毎年
より近くで楽しんでほしいと
大入道を取り囲むようにして観覧できるようになっています。

今年足を運んだ際には、山車の装飾にも注目です!


大入道の伝統を引き継ぎ、守り続ける「中納屋町大入道保存会」。

保存会の皆さん、口を揃えて
『多くの人の期待に応えたい。
 楽しみにしてくれているお客さんが多い分、失敗はできない。』と話していました。

中納屋町大入道保存会 前会長の上野彰宏さんは、
「まず安全に、そして失敗がないように」と今年の演技について意気込みを話してくれました。

7月27日のケーブルNewsでは、
準備風景の様子を取材した内容を放送!
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