三重県では、いじめ防止に関する県民の理解を深めるとともに問題解決に繋げようと
毎年4月と11月を『いじめ防止強化月間』として、県内各地で様々な取り組みを実施しています。
きょう16日は、近鉄四日市駅で通勤通学の時間帯に合わせ
早朝から啓発活動を行いました。
参加したのは、四日市市を拠点に活動する
女子ラグビーチーム『PEARLS』の選手やスタッフ、四日市工業高校の生徒、
三重県教育委員会の職員など合わせて13人です。
啓発チラシが入ったポケットティッシュを配布しながら
4月のいじめ防止強化月間について通行人に呼びかけていました。
2023年度の県内の公立・私立学校のいじめ認知件数は6971件で、
前年度よりも増加しています。
三重県教育委員会では、
「いじめは子ども達だけの問題ではなく、社会全体で取り組む必要がある。
啓発活動が県民にとっていじめ防止への一歩を踏み出すきっかけになれば」
ということです。