【ケーブルNews】慈眼寺 33年ぶりの御開帳

平安時代から続く伊勢西国三十三所観音巡礼の札所の一つに数えられる「慈眼寺」。
現在は、杉谷区が管理する寺で、
奥の院である尾高観音とともに地元の人たちから信仰されています。

12日と13日の二日間は、
慈眼寺の本尊である十一面観世音菩薩像の三十三年ぶりの御開帳でした。

十一面観世音菩薩像は台座を含め高さが30センチほど。
恵心上人によって造られたといわれています。
御開帳には、慈眼寺に縁のある寺から住職が集まり、お経や念仏を唱えました。
地元や県内外からの参拝者のほか、諸岡高幸菰野町長も足を運び、焼香をあげていました。
また、熱心に手を合わせたり、十一面観世音菩薩像の姿を身を乗り出して覗き込んだりしていました。

慈眼寺の関係者によると、
三十三年前は御開帳に合わせて稚児練りや仏像の修繕なども行っていたそうです。
現在は規模が小さくなったものの、多くの人が足を運ぶこの機会を通じて、
杉谷区を盛り上げたいと話していました。

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