麦芽の代わりに米を使用したグルテンフリーのクラフトビールが桑名市で誕生しました。
伊藤徳宇市長のもとを訪れたのは
株式会社RICE HACKの道口靖央さんと野嵜伸夫さんです。
道口さんは、大手菓子メーカーで研究職として働くかたわら
お酒好きが高じて唎酒師の資格を取得。
日本酒について学ぶ中で、米の消費量が低迷している現状を知り
米を主原料としたクラフトビールを思いつきました。
一念発起し、オーストラリアのワイナリーやビール醸造所でおよそ3年間、ビール造りの修業を積みました。
今年に入り酒類の製造免許を取得。
晴れてクラフトビールの完成報告となりました。
麦芽を使用せず、米に置き換えたこのクラフトビールは
ラテン語で米を意味する「オリザ」と「BEER」を掛け合わせ「オリビア」と命名されました。
酒税法上は発泡酒に分類されますが、
麦芽が生み出すビールの苦みが苦手な人や、グルテンフリーを実践している人など様々な需要が見込まれます。
完成したクラフトビールを試飲した伊藤市長は
麦芽を使用したビールと変わらぬ味わいに驚いていました。
米から作られたグルテンフリーのクラフトビール、
オリビアは5月中旬に愛知岐阜三重の3県で販売を開始する予定だということです。
【ケーブルNews】グルテンフリーのクラフトビール 桑名で誕生
2025年4月18日
グルメ・旅
ケーブルNews / 桑名