「Re:萬古展~三年ぶりの再会」では、
江戸時代から明治時代にかけて作られた萬古焼が
52点展示されています。
3年ぶりとなった今回の展示では、
異国情緒を漂わせるデザインの古萬古や、
腥臙脂釉というピンク色に発色する釉薬が施された有節萬古など、
様々なタイプの萬古焼が並びました。
中でも目を引くのは、射和萬古に分類される陶製灯篭です。
県内で2基しか現存していない貴重なもので、
県の有形文化財に指定されています。
この灯篭も、3年ぶりの一般公開となりました。
訪れた人は、美しい色彩や精巧な表現技法に感心しながら、
一つ一つじっくり鑑賞していました。
四日市市文化まちづくり財団の内山麻友美さんは
「入場無料で何度でも来場できるので、
小中学生の自由研究に是非お奨めしたい」と話しています。
「Re : 萬古展~三年ぶりの再会」は、
9月7日 日曜日まで開催されています。