寿亭の別館「水雲閣」は1929年に建てられ、
国の登録有形文化財に指定されています。
水雲閣の風情とともに、
県内で活動する陶芸作家の作品を楽しんでもらおうと、
寿亭と、四日市市の陶器店「スギノトーキ」が毎年陶器展を開いています。
15回目の今年は、
4人の作家による器や壺などおよそ200点が並びました。
今回初めて出展したのは、
伊賀市で活動する下和弘さんと鈴木大弓さんです。
下さんの作品は大胆な色使いと抽象画のような模様が特徴です。
鈴木さんは伊賀焼などの様々な伝統技法を使い、
茶道具などを制作しています。
そのほか、ユニークな動物をあしらった白木千華さんの作品や
季節の花模様を匠に表現した冬柴文廣さんの作品などが並びました。
訪れた人は、作品を実際に手に取り
色使いや器の質感などの作家の個性を楽しんでいました。
「建築文化財と陶芸作品に触れるGW」は、
5月6日 火曜日まで開かれています。