「いなべ市郷土歴史講座」は、
地元の文化遺産に着目し興味を深めるとともに
その魅力を発信する人を増やしていきたいと、
いなべ市文化財活用事業推進委員会が主催しています。
4日は、城郭探求家の伊藤徳也さんが、
「いなべ市の城」をテーマに講演しました。
伊藤さんは、
室町時代を中心とする中世の城の測量調査を
35年続けていて、
これまでに調査した城は500を超えます。
講座では、
中世の城は、掘や土塁、郭で構成されていることなど、
基本となる事項を確認した後、
いなべ市内に現存する18の城について紹介しました。
その一つ、田辺城は、市内最大規模で
土塁や掘以外に櫓台や、城の出入り口にあたる虎口、
さらには、石を敷き詰めた区画が見つかっています。
伊藤さんは、いなべ市の城の特徴として、
川や街道沿いに立地していることや
土塁を多く用いていることをあげていました。
また、立体地図を活用することにより、
新たな城の存在を探し出せると
今後の可能性に触れました。