パラミタミュージアムの小ギャラリーで開かれているのは、
「森羅万象 木彫根付の世界」です。
本物そっくりの落花生や今にも動き出しそうなリスなど、
6人の作家が手掛けた100個以上の根付が並びます。
根付は、巾着などを着物の帯に留める道具として
主に江戸時代に使われていました。
手のひらに収まるくらいの小さな木彫りの彫刻で、
ひもを通すための穴が開いているのが特徴です。
モチーフ選びや意匠に作家の個性が光り、
動物や植物、日本の妖怪など
様々な作品を見ることができます。
展示を企画した根付作家の横山大眞さんは
「実物の根付を見て、その小ささや細工の細かさを実感してほしい」
と話していました。
「森羅万象 木彫根付の世界」は、29日 火曜日までの開催です。