【ケーブルNews】福王神社 春の大祭

伊勢信貴山とも呼ばれる福王神社には、
家内安全や学業成就などを願い、県内外から参拝に訪れます。

4月の春の大祭では、
本尊の毘沙門天王像が御開帳されます。
毘沙門天王像は、寄木造り、高さは102.6センチで、
姿を見られるのは、年に一度です。
祈祷を受けた人は、目に焼き付けておきたいと、
身を乗り出したりのぞき込んだりしていました。

福王神社 副総務の伊藤重夫さんによると、
春の大祭などを通して、神社が取り持つ縁を実感しているそうです。
境内の休憩所では、もてなす側ともてなされる側で
会話を弾ませる場面もありました。

また、ヤツデの葉を手にした天狗が現れ、参拝者の厄を祓いました。
これは、神の使いである天狗が、神社の古木にすみ、
周辺を守っていたという天狗伝説によるものです。
中には、商売繁盛の願いが叶ったお礼の気持ちを込めて
何十年と訪れている人もいました。

この他、参道入口にある喜楽屋では、
蕎麦打ち愛好会の遊友会が用意したそばがき善哉などが、
13日限定で販売されました。
そばがきは、いなべ市産のそば粉で作られています。
訪れた人は、体に良さそうと話しながら美味しそうに食べていました。

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