桑名市博物館では
桑名宗社に収められている名刀「村正」をはじめとする
日本刀の展示が5月10日まで開催されています。
村正は現在の桑名市で作られたもので、
江戸時代には
徳川将軍家に災いをもたらす呪いの刀である
「妖刀」と呼ばれていました。
現在は美術的価値が高い名刀として評価されています。
展示では、刃が長い太刀や短刀など
63点が並んでいます。
中でも見所は桑名宗社に奉納された2本の太刀です。
長く保存するために塗られている漆を取った状態で
この2本が並ぶのは初めてということです。
刀身には美しい刃紋が浮きあがり、
その気品に引き込まれます。
また、2階の展示室では桑名宗社の図面や
村正がどのように手入れされたかの日記などが
保存され、桑名宗社と村正の関係について
知ることができます。
博物館館長の杉本竜さんは
「塗っていた漆を取った村正が
2つ揃った状態は非常に珍しい。
地元の方から刀に興味のある人まで、
この機会をぜひ見逃さないでほしい」と話しました。