四日市市楠町北五味塚にある『楠ふれあいセンター ゆめの木』。
高齢者の生きがいづくりの拠点として、
また高齢者との交流を通して次世代を担う子どもたちの健全な育成の場を提供する目的で
平成18年(2006年)に建設された施設です。
20年と長い間地域の人々に親しまれてきた施設が、
「公共施設の適正化」に基づく楠地区内の施設集約に伴い 今日3月31日に閉館しました。


多目的室や談話室、創作室などは地域のサークル活動などにも利用され、
様々な年齢の人が交流する場となっていました。
「楠ふれあいセンター ゆめの木」の特徴は、館内にある『足湯』です。


なんと無料で利用できます。
貸館で足湯を楽しめるというのは珍しいですよね。
お湯の温かさで心も身体もリラックスできます。
サークル活動を終えた後に、一息つこうと足湯に立ち寄る人も多かったそう。
利用者によると『下駄箱』がお気に入りだそうで…(?)
理由を聞くと、
「下駄箱をはじめ、木材が多く使われているから木の温もりが感じられて落ち着くんです」とのこと。


続いて、リラックスルーム。
トレーニング機器やリラックスチェアが設置された部屋です。




「ゆめの木」最後の日、地域住民など数人で会話を楽しんでいました。
取材スタッフもそこに少しお邪魔して お話を聞きました。
みなさん、毎日利用しているそうで…
ゆめの木が閉館することを惜しんでいました。
利用者の一人は、
『最後と聞いて、今日はお昼から来ました。
閉まる時まで楽しもうと思っています。写真も撮りました。とても寂しい。
体操をしに来ていて、それが終わると足湯、そしてリラックスルームに来るのが決まりでした。
最後は館内をまわって見納める予定です。とても素敵な場所だった。」
と話していました。
またもう一人の利用者は、施設が出来た時から足を運んでいるそうで
「開館して2年目になると設備の利用に並ぶこともあったくらい賑わっていた。
もう20年と 長い間お世話になった場所が無くなると思うと寂しい。」
と話していました。


お子さんやお孫さんと来た場所でもあるそうです。
みなさんとても名残惜しそうにゆめの木での思い出をたくさん話してくれました。


続いて、リラックスルームの前にある「ふれあい広場」。
屋外健康器具が設置された芝生広場です。
お父さんに見守られながら遊ぶ子供たちの姿が見られました。
可愛いらしくピースもしてくれましたよ。


お声掛けしたところ
「時間があると度々足を運んでいました。今日は最後と聞いたので来ました。
子どもたちの遊べるふれあい室などがあって利用させてもらっていました。寂しいです。」
と話していました。
小さなお子さんからご年配の方まで多くの人に愛されていた場所だったんですね。
20年間たくさんの人に親しまれてきた『楠ふれあいセンター ゆめの木』。
施設は閉館してしまいますが、思い出は多くの人の記憶に残ると思います。

