薄紅色の可憐な花。
菰野町田光で「シデコブシ」が見頃を迎えています。
28日、
シデコブシが自生している田光の湿地植物群落で観察会が開かれ、
およそ50人が参加しました。
シデコブシを守り後世に残そうと、菰野町と田光区が毎年開催しています。
専門家による案内のもと、普段は立ち入りを制限している区域に入り、
間近でシデコブシを観察しました。
シデコブシは東海地区の湿地帯のみに自生するモクレン科の植物で、
低い谷と水が潤う場所を好みます。
田光の群生地には、帯状におよそ900mに渡って200株ほどが生育しています。
この日は天候に恵まれ、訪れた人は春の陽気を感じながら里山を散策しました。
菰野町と地元の保護団体ではシデコブシの生育に欠かせない日光が当たるように
周囲の木や笹を剪定し、里山の状態を維持しています。
菰野町役場の南川文裕さんは
「観察会を通して、自然を身近に感じてもらい
シデコブシが人と共存しているということを知ってほしい」と話していました。