神戸高校吹奏楽部の華やかな演奏で幕を開けた
かんべの寝釈迦まつり。
「伊勢路に春を呼ぶまつり」として親しまれています。
その呼び名の通り、
晴天の下、神戸の街が春の気配に包まれました。
龍光寺を中心とした一帯で、
3月15日の釈迦の命日に合わせて開催されていて、
長寿や無病息災、家内安全を祈願する参拝者で賑わいます。
毎年、多くの人が訪れるのが、
日本三幅の一つ、大涅槃図の絵解き法話です。
室町時代に、京都東福寺の画僧、
吉山明兆が描いたといわれるもので、
縦7.2メートル、横3.6メートルにもなり
釈迦入滅の様子や悲しむ弟子、神々の姿とともに
様々な動物が描かれています。
かんべの寝釈迦まつりは、
通りを埋め尽くすほどの出店も有名です。
龍光寺の周辺には、170以上の店が軒を連ね、
飲食や縁日を楽しむ人で賑わっていました。
また、鈴鹿市やその近隣のコーヒー店が集う、
「KAMBE COFFEE STREET」が
今年も開催されました。
「コーヒー片手に町歩き」をテーマに2024年にスタートし、
今では、寝釈迦まつりの恒例イベントになりました。
会場には若者が多く集まり、
淹れたてのコーヒーを楽しんでいました。
このほか人気だったのが、
「着物でかんべ町歩き」です。
神戸に店を構える、Kimonoあんのん協力のもと、
今年初めて企画されたイベントです。
2日間で、4万人以上が訪れた
かんべの寝釈迦まつり。
地元のミュージシャンによるライブ演奏や、
大道芸のパフォーマンスもあり、
子どもから大人まで思う存分楽しむ姿が見られました。
訪れた人は、
「小さい頃から何度も来ている。
毎年楽しみにしていて、賑わう神戸の街の姿が好きです。」と
話していました。