乾燥した冷たい空気が麺のコシを引き出し、
小麦の風味を高めます。
四日市市大矢知町にある渡辺手延製麺所では、
そうめんの生産が最盛期を迎えています。
麺には一等紛といわれる
高品質な小麦粉を使用しています。
手延べで作った麺は、強いコシと喉越しの良さが特徴です。
縒りをかけ、ねじりながら伸ばすことで、
麺の中心に芯が通り、コシのある食感になります。
また、地元の九鬼産業のごま油を使用し、
のど越しや風味を豊かに仕上げます。
そして、乾燥方法にもこだわりがあります。
機械で均一に風を送りながら
低温でじっくり乾かします。
くっつかないよう手作業で麺を分けたり
水分だけを飛ばすことで、
麺から旨みを逃がしません。
こうして手間暇をかけた製法は
江戸時代から大切に受け継がれてきたものです
渡辺手延製麺所の渡邉美千代さんは
「大矢知の手延べ麺は江戸末期から伝わる伝統食品。
手間暇を重ねたこだわりが
滑らかな喉越しや食感のある麺を作る秘訣。
ぜひ、お中元や夏の時期に食べてほしい。」と話しました。