豊臣秀吉の直筆で書かれた「朱印状」です。
朝鮮出兵に向け、桑名の蔵に米2万石の搬入を指示する内容の公文書で、
市の指定文化財に登録されています。
こちらは、NHKの大河ドラマにちなんで企画された
「戦国きょうだい 血脈と運命の十字路」の展示物のひとつです。
戦国大名をテーマに、兄弟との関係性や各地での戦いに焦点を当てています。
豊臣秀吉や織田信長、初代桑名藩主の本多忠勝など、
名だたる戦国武将に関する資料32点が並びます。
なかでも見ごたえがあるのが
大坂の陣や関ヶ原の戦いなどを文字と地図で細かく記録した5巻にわたる資料「六戦図志」です。
関ヶ原の戦いでは桑名でも合戦があり、
桑名城主の氏家行広・行継兄弟が石田三成率いる軍に加担したと記されています。
また、豊臣秀吉の生涯を描いた江戸時代後期の大型絵巻も見どころです。
秀吉の誕生から賤ヶ岳の戦いまでが華やかに描かれており、
江戸時代には人気の戦国武将としてのイメージが形成されていたことがうかがえます。
会場を訪れた人は、じっくりと展示物を見ていました。
企画展「戦国きょうだい 血脈と運命の十字路」は、桑名市博物館で23日 月曜日までの開催です。