リポーターの山本峻生が訪れたのは、四日市市の西條町公会所です。
水沢地区で、地域の食文化を伝えている「青葉会」の活動に参加しました。
もち米から作るあられは、大寒から節分までの間に作るのが一般的だといわれ、
保存食やおやつとして、昔から親しまれてきました。
あられの主な材料はもち米、砂糖、塩、重曹またはベーキングパウダーです。
そこに、黒ゴマやアオサを混ぜたり、色をつけたりします。
「青葉会」の会員によると、この他にも、里芋をすって混ぜていた家庭もあるそうです。
あられを作ると知り、夫婦で参加した人に話を聞きました。
材料の準備では、皆さんの手際の良さに押されて全く出番のなかった私ですが、
餅の番を任せてもらえることになりました。
とは言っても、初めてのあられ作り。
どのくらいになるまで餅をついてよいのか、
材料を混ぜるタイミングなど、一人で判断できないことばかりです。
気づけば周りに人が集まっていました。
青葉会では、
夏に、いばら餅、冬には、こんにゃくなど、季節に応じた伝統食を作っていて、
以前は、出前講座なども行っていました。
この他、地域のイベントに出展するなど、
会員が楽しむだけでなく、住民同士の交流にも一役買っています。
この日のあられ作りは、餅を木箱に入れるところまで。
色とりどりの餅は、ある程度乾いたところで大口切り、小口切りにした後、
日や風のあたらない室内で1ヵ月あまり乾かせば完成するということです。
あられ作りの後は、皆でお昼ご飯を食べました。
おにぎりのお米も、漬物の野菜も地元で採れたものです。つきたての餅もありました。
お腹も、心も満たされ、大満足の体験でした。