17日、桑名市にある柿安シティホールで、
「木曽三川下流部広域避難実現プロジェクト」のシンポジウムが開催されました。
プロジェクトは、高潮や洪水氾濫による大規模水害での犠牲者ゼロを目指し、
木曽三川下流部にある8市町村で構成される組織です。
行政の枠を超えた「広域避難」の実現に向けて検討会やシンポジウムなどを開催しています。
基調講演の講師は、
プロジェクトのオブザーバーを務める東京大学大学院情報学環特任教授の片田敏孝さんです。
片田さんは、近年発生した台風や洪水による被害傾向などを解説し、
住民ひとりひとりが日頃から防災意識を高めることが、
犠牲者を一人でも減らすために極めて重要だと話しました。
また、
伊勢湾台風を10歳のときに体験したという伊藤淸文さんの講演では、
災害発生時の状況について、当時の様子が克明に語られました。
伊藤さんは、
「避難行動が早すぎるということはない。
自分の身を守るために、常に一歩早い判断と行動を心がけてほしい」と呼びかけました。