講演会は、
２０１９年度に制定した四日市市犯罪被害者等支援条例の周知と
被害者への必要な支援について自分事として考えてもらうことが目的でした。
講演を行ったのは、
性暴力の被害当事者団体「声を聴きつなぐ会」の代表、大原康彦さんと、平野利枝さんです。
平野さんは、１２歳の時に、学校教師から性暴力を受けました。
その影響から１７歳の時に、ＰＴＳＤ、心的外傷後ストレス障害を発症し
１５年以上、通院や投薬などを続けています。
被害者とその家族を支援するだけでなく
周囲の理解不足による２次被害を生まない社会の実現を呼びかけていました。
また、大原さんは、同意のない性的行為はすべて性暴力で
言葉やＳＮＳによる暴力も増えているとし、
性暴力の実情を理解しできることから支援してもらいたいと話しました。
