実証実験は2019年から毎年実施されていて、今回で7回目です。
桑名市は今年度、補助金を活用し、県内初のバスタイプの自動運転車両「Minibus」を購入しました。
バスの定員は23人で、19日は、22日からの市民試乗走行に向け、
伊藤徳宇桑名市長など関係者8人が自動運転を体験しました。
実験では、近鉄長島駅からナガシマスパーランドまでの
片道およそ12キロの区間を自動運転バス1台が1日4往復します。
運転手がバスに乗った上で、
ハンドルやブレーキの操作は自動で行われるレベル2での走行です。
これまでは道幅の狭いルートで対向車を障害物として検知してしまうなど課題がありましたが、
今回はセンサーの検知範囲を広げるなど改善し、すれ違い時も自動で走行することができました。
体験した伊藤市長は、
「年々システムのレベルが上がっており、
運転手がバスに乗らずに完全自動運転を行うレベル4に近い走行ができうれしい」と話していました。