6日に開かれた野球教室には、四日市工業高校野球部の26人が参加しました。
これは、地域交流と次世代のアスリート育成を目的に
ENEOSマテリアルが四日市工業高校と合同で初めて開いたものです。
指導にあたったのは、ENEOS野球部の選手5人です。
ENEOS野球部は、アマチュア野球ナンバーワンを決める都市対抗野球大会で、
最多12回の優勝を誇り、プロ野球選手も多く輩出している強豪です。
キャッチボールに続いてポジション別に技術指導がありました。
投手は、通常のボールより重いプライオボールを使って
体全体でボールに力を伝える感覚を磨く練習をした他、
一人ひとりにピッチングフォームやボールの握り方などがアドバイスされました。
また、外野手や内野手の守備練習では、
常に次の動作を意識して捕球することなど、より実践的な練習を繰り返し行いました。
中には、苦手な部分をなくしたいと積極的に質問する部員も見られ、
選手たちは見本を示しながら熱心にアドバイスを送っていました。
最後にバッティングの指導を受けた部員たちは、
「技術だけでなく練習に対する心構えなど
教えてもらったことを生かして来年こそ甲子園出場を勝ち取りたい」と話していました。