26日、桑名市の伊曽島小学校で
伊勢湾台風について学ぶ出前講座が行われました。
この講座は子どもたちに伊勢湾台風から
防災や災害について学んでほしいと
伊曽島まちづくり協議会が毎年開催しています。
講師を務めたのは地元の防災士、太田 誠さんです。
太田さんは4歳の時、伊勢湾台風を経験。
堤防が決壊し大人の腰まで浸かる水が押し寄せる中
近くの松の木の上に両親に上げてもらい難を逃れたそうです。
講座を受けたのは6年生27人で、
伊勢湾台風によってどのような被害があったのかを知り、
自然災害が起きた時どうすればよいかを学びました。
伊曽島小学校がある長島町は水害だけでなく
地層も木曽三川の堆積土砂でできているため
地震発生時には液状化のリスクもあるそうです。
太田さんは児童たちに向け
「災害時は何が起きるかわからないので
まずは自分の命を守ってほしい」と伝えました。