23日、四日市市の南部丘陵公園で
日永梅林 植樹・育樹の集いが開かれました。
日永梅林は、最盛期には9千本もの梅の花が咲き誇る
東海地方でも有数の景勝地でした。
イベントは、日永梅林を当時の姿に戻そうと活動する
日永梅林・登城山を復活させる会が主催しました。
会長の土井数馬さんは、猛暑などで春と秋が短く感じるなど
近年、季節感がなくなってきたとし
梅の花や、実のもぎとり体験を通じて
四季を感じられる公園づくりをしていきたいと挨拶しました。
今年は南高梅としだれ梅の苗木50本が用意され
参加者はスコップで穴を掘り
丁寧に苗木を植えていきました。
初めて植樹した しだれ梅は、
北ゾーン東入り口付近に多く配置したそうで、
育っていけば日永梅林の玄関口のイメージが変わるかもしれません。
会場では、豚汁の振る舞いもあり植樹を終えた参加者は
秋晴れの公園を眺めながら味わっていました。
今回植えた梅の木は早ければ来年3月頃に
花をつけるものもあるということです。