きょう19日、いなべ市でドローンを活用した物資輸送の実証調査が行われました。
これは、大規模災害によって道路が寸断された際、
孤立地域へ円滑に物資輸送を行えるようにすることが目的です。
使用されるドローンはモバイル通信を活用しており、
従来の機体より長い距離を移動できるのが特徴です。
燃料に見立てた水5Lを搭載したドローンは藤原文化センターを離陸しました。
着陸地点である旧立田小学校では、
ドローンからのカメラ映像がモニターに映し出され、
高度140mで電線を飛び越える様子も確認されました。
ドローンは、およそ7kmの距離を10分間飛行し、旧立田小学校の校庭に着陸しました。
市の職員は、
「今回のようにドローンの有効性が再確認できる調査は、地域住民に安心をもたらす」と期待を寄せました。