今年は300台が寄贈されました。
14日、四日市北警察署で自動通話録音警告機の寄贈式が開かれました。
寄贈した富一コンクリート株式会社 代表取締役社長 生川 平藏さんと
北勢地域を管轄する桑名、いなべ、四日市北、四日市南、四日市西、鈴鹿の
6つの警察署の署長が出席しました。
四日市北警察署署長の小林幸徳さんが代表して目録を受け取りました。
生川さんによる自動通話録音警告機の寄贈は
去年に続き2年目でこれまでに900台を寄贈しています。
寄贈にあたり、生川さんは
「お年寄りが詐欺で悲しい思いをせずに、楽しい晩年を過ごしてもらえれば」と話していました。
四日市北警察署によると
6署管内の今年10月末までの特殊詐欺の被害件数は165件。
被害金額はおよそ5億4千万円で、
過去最悪だった去年度に迫る勢いにもかかわらず、警告機を設置した家庭の被害は0件ということです。
小林さんは
「警告機を設置することで詐欺を未然に防ぐことが期待できる」と感謝を述べました。