菰野町杉谷にある尾高キンダーハイムは、
学校法人 名古屋文化学園が1960年から運営している野外教育施設です。
9日、施設の魅力を広く地域住民に伝え、利用促進につなげようと
初めて、焼き芋イベントを企画しました。
名古屋文化学園の幼稚園に通う園児とその親子を中心におよそ50人が参加し、
菰野町で採れた旬のサツマイモを味わいました。
イベントの運営は、尾高観光協会をはじめ、地域の関係者が学園と協力し、
1日で30キロ以上の芋を焼き上げました。
菰野町で農業を営む西脇幸一さんが育てたサツマイモで、
用意されたのは、安納芋・はやて・べにはるか・シルクスイートの4品種です。
大きな鉄窯の中で、じっくりと石焼きにします。
遠赤外線効果で内側から温めることで、芋全体に甘味とうま味を広げるのがポイント。
途中、何度も角度を変えてまんべんなく火を通したら、アツアツの焼き芋の出来上がり!
子どもたちは、目を輝かせながら、出来立ての焼き芋をほおばっていました。
また、ホイップクリームやバター、アイスクリームのトッピングも楽しめ、何度もお代わりしていました。
主催した名古屋文化学園と尾高観光協会によると、
「尾高キンダーハイムのことをもっと住民に知ってもらいたい。
そして、来年はよりパワーアップた形で開催したい」ということです。