毎月第3日曜日は「家庭の日」です。
家庭の日を知ってもらおうというイベントが
四日市市で開かれました。
四日市市と四日市市青少年育成市民会議では、
毎年11月の家庭の日を前に、
市民に向けた啓発事業を開いています。
第一部では、今年開かれた「中学生のメッセージ2025」で
地域優秀賞を受賞した朝明中学校3年
中山胡葉さんによる「安全~命を守るために~」と題した
発表がありました。
子どもの事故を無くすために普段から大人が安全に対する意識を
子どもにしっかりと伝えることの大切さを呼びかけていました。
第2部では、パリオリンピック金メダリスト
藤波朱理さんの父、藤波俊一さんによる講演会がありました。
俊一さんは、朱理さんが4歳のころからレスリングを指導。
長年、いなべ総合学園高校レスリング部のコーチとして活躍し、
朱理さんを世界で活躍する選手へと育てました。
朱理さんが日本体育大学に進学を決めた際には
いなべ総合学園を辞め、日本体育大学のコーチに就任。
東京で2人暮らしをしながら、
「オリンピック金メダル」という夢を親子で追いかけました。
厳しい指導の傍ら、家では親として食事など家事もこなし
サポートしてきたということです。
俊一さんは、「普段から子どもとコミュニケーションを取り
目標を共有しました。自分で考えて行動できるよう接することが大切」と
話していました。