7日、千種小学校の5年生50人が、
菰野町音羽にある虚空蔵寺を訪れ、本尊の虚空蔵菩薩について学びました。
これは、地域の歴史を知ることで、地域をもっと好きになってほしいと企画されました。
菰野町郷土研究会会長の中村誠さんが、解説を担当しました。
虚空蔵菩薩は1567年、国見岳にあった旧冠峰山三嶽寺が
織田信長の焼き討ちにあった際に救い出された仏像と伝わります。
460年ほど前から千種地区の人たちによって守られ、毎年8月の夏まつりで開帳されています。
児童は、特別に公開された虚空蔵菩薩をじっくりと眺めたり手を合わせたりしていました。
また、音羽区長の中川忠彦さんからは寺の東側にある、常夜燈についての話がありました。
神宮のおかげまいりの為、江戸時代に作られたそうです。
中村さんと中川さんは、「学んだことを家族や友達にも伝えてほしい」と呼び掛けていました。