8日、四日市市にある鵜森神社の境内で
庖丁供養祭が執り行われました。
庖丁供養祭は、使わなくなった包丁に感謝を捧げ供養するととともに、
これから使う庖丁を祈祷する行事です。
調理師で構成する四日市地区調理師協会が、
11月8日の「いい は」の語呂にちなんだ
刃物の日に毎年、開いています。
調理師や料理人など、およそ30人が出席しました。
庖刀塚の前に設けられた祭壇には、
刺身包丁や菜切り包丁など役目を終えたものと、
これから使用される庖丁、合わせて78本が供えられました。
参列した料理人は、
「包丁は体の一部として扱っているもの。
改めて感謝する良い機会になった」と話していました。
供養後の包丁は、新しい刃物に再利用されるということです。
四日市地区調理師協会では、一般への参加を広く募りながら
長く供養祭を続けていきたいということでした。