11月は「労働保険未手続事業一掃強化期間」

毎年11月は、厚生労働省が定める「労働保険未手続事業一掃強化期間」です。

三重労働局・労働基準監督署・公共職業安定所では、
労働保険未手続事業の一掃対策に取り組んでいます。

労働保険とは、労災保険と雇用保険の総称で、政府が管理し運営する強制保険です。
農林水産業の一部を除き、労働者を1人でも雇用している場合は、
事業主や労働者の意思の有無に関わらず加入することが法律で義務づけられています。

労災保険は、労働者の名称や雇用形態に関わらず加入対象となります。
雇用保険は、1週間の所定労働時間が20時間以上で、
31日以上の雇用が見込まれていることが加入の要件です。

労働保険への加入手続きを怠っていた場合には、
遡って保険料を徴収するほか、追徴金も徴収するとしています。
また未加入期間に労働災害が生じた場合、
労災保険給付額の全部または一部を徴収するとしています。
このほか、事業主のための助成金が受けられないといったことが生じます。

万が一、まだ加入手続きをとっていない場合は
三重労働局総務部 労働保険徴収室 電話 059-226-2100
または、最寄りの労働基準監督署か公共職業安定所へ相談してください。
 ※AIアナウンサーによるお知らせです。