四日市市で生産されているかぶせ茶、抹茶、
そして萬古焼を多くの人に知ってもらいたいと
萬古作家の清水醉月さんが企画しました。
四日市商工会議所で今日7日から始まった
「萬古とお茶を楽しむ会」です。
現代萬古作家15人と森智広四日市市長が制作した茶碗が並びました。
淵に金を施した煌びやかなものや
土に水沢茶の灰を使って焼いたものなど
それぞれに、こだわりと魅力が詰まっています。
四日市茶道教授連盟に加盟する
4つの流派の指導者が点てた抹茶や茶菓子が振舞われました。
茶碗は出展している作家の作品です。
訪れた人は、茶を味わいながら装飾を確かめていました。
そのほか、ろくろ回し体験や型萬古の実演などもありました。
実演を見た人は「萬古焼は手捻りのイメージがあったが
様々な製法があることを初めて知った。」と驚いた様子でした。
清水さんは、「四日市市の伝統文化を
存分に楽しめる催しになっていると思う。
今後も継続してこのような機会を設けたい。」と話していました。
「萬古とお茶を楽しむ会」は、9日 日曜日まで開かれています。
入場は無料ですが抹茶の呈茶券は前売が500円、当日は550円です。