マット上を美しく舞い、
繊細な手具操作と力強いタンブリングで見る人を魅了する”男子新体操”。
高田高校に通う四日市市出身の山本響士朗さん(高校3年生)は、
○全国高等学校新体操選抜大会
○SASAKICUP 全日本新体操ユースチャンピオンシップ
○全国高等学校体育大会 新体操大会(インターハイ)
高校年代の3つの主要タイトルすべてで優勝を果たし、
2年連続の3冠に輝きました。
男子新体操は競技人口が少なく、
オリンピックの正式種目にもなっていない現状があります。
そんな男子新体操をさらに盛り上げ、
競技者を増やすために魅力を伝えていきたいと山本さんは話します。
男子新体操の魅力とはどんな部分にあるのか?
山本さんに話を聞きました。
■新体操の魅力とは?
(山本さん)
新体操は一人ひとり違う個性があって、個人であればいろんな技や個性的な動きが楽しめる。
団体では同調性やダイナミックさが魅力となっている。


■スティックの魅力
(山本さん)
1つの手具で、形も決まっている。
他の種目に比べて動きで魅せられる種目なので、手具操作と動きの同調性に魅力がある。


■ロープの魅力
(山本さん)
他の種目と比べて形が定まっていない手具。
より個性的で、どうやって操作しているのか分からないくらい複雑な操作が魅力的。


■クラブの魅力
(山本さん)
リングと同様に2つあるが、形がジャグリングのような形になっているので、
転がした時には円形に回ったりとか、リングとはまた違った面白味がある種目。


■リングの魅力
(山本さん)
2つのリングが複雑にからみあう手具操作や転がしで合ったり、
独特な投げ技などが多いので、そこが魅力。


山本響士朗さんは、
11月7日(金)~9日(日)までの3日間
群馬県の高崎アリーナで行われる「第78回全日本新体操選手権大会」に出場予定です。
「自分にはなにもかかっていないし、楽しめる場だと思うので、今はわくわくしている。」
と大会前に話してくれた山本さん。
どんな演技を見せてくれるでしょうか。
自分が納得できる演技をやりきってほしいですね。