今日4日、愛宕公民館で住宅防火対策をテーマに講座が開かれ、
地域住民 23人が参加しました。
愛宕公民館では、健康促進や交流の場になればと年間を通して「生活講座」を開いています。
今回は、鈴鹿市中央消防署の隊員が講師を務め、
住宅で起こる火災の事例について原因や対処法、対策とともに紹介しました。
今年、鈴鹿市で発生した火災件数は
10月末時点で67件、死者が5人と去年より25件増加しています。
主な出火原因は、電気ストーブやコンロの火が衣服へ着火するなど、身近な機器によるものです。
鈴鹿市でも実際に、
たばこの火の不始末や電子レンジの過熱し過ぎによる火災事例があるということです。
隊員は命を守るためにできることとして、
日頃から整理整頓し、火元となるものの周りに燃えやすいものを置かない、
火災報知器は10年を目安に交換するなど、呼びかけていました。
講座を聞いた人は、
「火災報知器をしばらく交換していないため、家に帰ったら見てみる」
「料理のとき冬は特に、袖が燃えないように気をつけようと思った」と話していました。