【ケーブルNews】高校バスケ決勝戦

2日、高校バスケの集大成、ウィンターカップの
三重県予選会 決勝戦が、AGF鈴鹿体育館で行われました。

女子の決勝戦は、5連覇がかかる白のユニフォーム
四日市メリノール学院高校と、
1996年以来29年ぶり、4度目の優勝を目指す
水色のユニフォーム四日市四郷高校のカードとなりました。

第1クオーター開始2分、
メリノールは2年生エースの刀根綺萌さんが
足を痛めるアクシデントに見舞われます。

しかし、前線からのプレッシャーとリバウンドで優位に立ち、
序盤から攻勢を強めます。

対する四日市四郷は、チーム唯一の3年生でキャプテンの
田中乃愛さんを中心に組み立て、粘りを見せます。

しかし徐々に点差が開き、前半を50対25で折り返します。

迎えた後半も、メリノールペースで試合が進みます。
ボールを奪った後の素早い攻撃に加え、
外からのスリーポイントシュートを積極的に狙い、
点差が大きく開きます。

なんとか食らいつきたい四日市四郷は、
1年生の西山涼風さんが連続で
スリーポイントシュートを決めますが、反撃もここまで。

110対43で、メリノールが5連覇を果たしました。

続いて行われた男子決勝戦は、
白のユニフォーム、四日市メリノール学院高校と、
青のユニフォーム、津工業高校の対戦です。
6月1日のインターハイ予選決勝と同様のカードとなりました。

非常にスピーディーな展開が続いた第1クオーター。
津工業が徐々に流れを掴み、
堅い守備からの速攻を中心に得点をあげます。

14番 大谷悠真くんがブザービーターを決め、
4点リードで第2クオーターへ。

メリノールも負けていません。

8番 大藪空來君や10番 安達塞汗君が反撃の起点となり、
終盤に連続得点。
第2クオーター終了時点で、
29対31と接戦のまま後半戦に突入します。

その後も、一進一退の攻防が続き、
会場のボルテージも最高潮に達する中、
試合が動いたのは第四クオーターでした。
メリノールが逆転に成功すると
スリーポイントシュートを連続で決め突き放します。

その後は高い集中力で
津工業に簡単にシュートを打たせません。

メリノールが64対56で接戦を制し、
2年ぶり3回目の優勝で
ウィンターカップへの切符を手にしました。

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