【ケーブルNews】四日市市戦没者合同追悼式

きょう3日、四日市市の泊山公園内にある泊山忠霊塔前で、
第59回四日市市戦没者合同追悼式が営まれました。
太平洋戦争などで命を落とした戦没者の冥福を祈り、
平和を祈念するために毎年行われているものです。

参列した市の関係者や遺族などおよそ170人は冒頭、
戦没者を偲んで黙とうしました。

森智広四日市市長は、「今の平和と繁栄は、
戦没者の方々の尊い犠牲の上に築かれていることに思いを致し、
敬意と感謝を捧げたい」と式辞に立ちました。

また、四日市市遺族会の会長 橋川幸尚さんは、
ロシアによるウクライナへの武力侵攻や
イスラエルのガザ地区をめぐる紛争などを例に、
戦争の愚かさを訴えていました。

また、「平和の誓い」として
富田中学校の3年生、小澤花音さんと橋本美春さんが思いを述べました。
二人は、「戦争をしてはいけないと言うだけでなく、
どうすれば戦争を防げるのかを考え、行動していく」と
決意を表明していました。

その後、参列者一人一人が白い菊の花を手向け、
戦没者の霊を慰めました。

式典終了後には、戦後80周年の記念として桜の木の植樹も行われ、
参列者全員でいつまでも平和な世の中であることを祈念しました。

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