いなべ市藤原町長尾にある「赤そば茶屋」向かいのおよそ2ヘクタールの畑では、
赤そばの花が見頃を迎えています。
長尾在住の阿部聡さん和子さん夫妻が、
地域の景観を良くしたいと
13年前から耕作放棄地だった場所を活用し、栽培を始めたものです。
「高嶺ルビー」と呼ばれるネパール原産の品種で、
10月初旬からピンク色の花を咲かせて気温が下がるにつれて濃く色づきます。
阿部さんによると、
長い期間楽しんでもらえるようにと少しずつ時期をずらして種を撒いているそうです。
今年は獣害もなく花のつきがとても良く
11月中旬まではきれいな色の花を楽しめるということでした。
阿部さんは、
「そばを通して、人と地域がつながっていくきっかけになれば」と話していました。